タンザニア奨学金プロジェクト~タンザニアの少女に教育の機会を!~

貧困のため、中学校に行けない子供達、学びたくても、家事や家畜の世話に追われ、学校に通えない女の子達、女性に教育は必要ない、とする伝統的な考え方やタブーこれらの困難に直面している少女達に、手を差し伸べてみませんか。
年間500ドルの費用で、彼女達は中学、高校で学ぶことが可能になるのです。
ワールドランナーズ・ジャパンでは2015年より毎年2名ずつ選ばれた少女に奨学金を提供していく予定です。

2015年から支援することになった2人の少女、SHARIFA(写真・左)とUPENDO(写真・右)

SHARIFA(SHARIFA ATHUMAN SHAFFI)は、5人兄妹の家族の末っ子です。彼女が小さいときに両親は別れ、3年生のとき(2009年)に母親も出て行きました。両親は彼女が知らないSingidaという所に去って行きました。

SHARIFAは、叔父に育てられましたが、その叔父も数年前に離婚しました。叔父は大工ですが、収入は日々の生活のためだけで精一杯です。叔父のところには、小さな部屋がありますが、そこではSHARIFAと一緒に暮らすことはできず、近所の人に彼女の面倒をみるよう頼みました。彼女は、恵まれない環境で生活しています。

UPENDO(UPENDO MITENGI SAKEI)は、3人兄妹の一人目として生まれました。父親は、彼女が幼いときに亡くなり、母親も2008年に亡くなりました。UPENDOは、92歳になる祖母と従兄妹と暮らしています。困難な環境で生活しており、今後、勉強が続けられるか不安定な状況です。

奨学金の受給対象者となる少女は、強い学習意欲と将来の夢をもち、次のような点も考慮して選びます。

・{強調}アリューシャ地域のベストな公立高校を数校選びます。{/強調}
・{強調}聡明で、国の初等教育試験で高い点数をとった少女を選びます。{/強調}
・{強調}貧しい家庭の少女、孤児または片親の少女を対象にします。{/強調}

2015年7月、少女たちに奨学金の給付認定証を手渡してきました。彼女たちの通うこととなるムリンガ(Mringa)セカンダリースクールはすばらしい学校で、そこで彼女たちが十分に学ぶことが出来るのはすばらしいことだと実感しました。

ワールドランナーズ・ジャパンでは、タンザニアの貧しい家庭の少女に、教育の機会を提供するため、奨学金プログラムを創設し、サポーターを募集しています。スポンサーは1口1000円からご参加いただけます。
およそ60口で1人の少女が1年間学校で学べます。お一人何口でも参加可能です。ご支援よろしくお願いいたします。